イタリアで最も洗練された都市として名前が知られているのが“ミラノ”ですね。
パリと並び、ヨーロッパのファッション、いや世界のファッションの最先端を行くミラノには数多くのアーティストが訪れてきます。
そして、観光地としても非常に人気のある場所です。
あまり時間がない方はミラノを飛ばす方も多いようですが、イタリアを周遊するならせめて北側はミラノだけでも押さえておきたいところ。
そんな訳で今回はミラノについてご紹介したいと思います。
- 1)ミラノはここだ!
- 2)ミラノへの行き方
- 3)ミラノではここに泊まろう!
- 4)ミラノでははずせないドゥオーモとガッレリア!
- 5)どうしても見たい!あの絵!
- 6)ミラノ観光の注意点
- 7)ミラノでファッショナブルに素敵な旅を!
1)ミラノはここだ!
ミラノはここ。
イタリアの北部、スイスやフランスの国境近くになります。
栄えているのはこの中でも町中心部にあたる部分。
このあたりですね。
基本的に観光する方はこの真ん中の部分あたりから出ることはあまりないと思います。
2)ミラノへの行き方
オシャレなミラノ中央駅
ローマからミラノ
バス
所要時間:6時間〜
金額:15ユーロ〜
かなり時間がかかるみたいですね。
夜行バスなら夜の23時発、朝5時着、6時間程度で移動できるようです。
電車
所用時間:2時間〜
金額:13ユーロ〜
かかる時間によって値段が結構変わります。
6時間半ほどかかる電車のだと13ユーロでいけますが、2時間半の列車だと30ユーロ以上かかるようです。
時間がない方は列車でいくのが良いかもしれませんが、節約したい方はバスですね。
ヴェネツィアからミラノ
バス
所用時間:3時間〜
金額:10ユーロ〜
ヴェネツィアからミラノは比較的近いようです。
所要時間もそこまでばらけませんし、費用もそんなにかからない。
電車
所用時間:2時間〜
金額:20ユーロ〜
バスよりも1時間ほど早く到着します。
その代わり値段は倍になりますね。
まぁ、1時間程度の差で値段が倍になるならバスがいいかなぁと思います。
ジュネーブ(スイス)からミラノ
バス
所用時間:4時間半〜
料金:16ユーロ〜
ジュネーブからもそんなに遠くないですね。
スイスから出発なのでバスが高いかなぁと思いましたがそうでもなさそう。
電車
所用時間:4時間〜
料金:19ユーロ〜
バスと30分ほどしか変わらないんですね。
値段もそんなに変わらない。
チケット次第でしょうが、景色が良さそうなのは電車の方かなぁと個人的には思います。
あとはヨーロッパの主要都市であればライアンエアーなどのLCCが就航してる場合がほとんどなので、フライトで訪れても結構安いですね。
3)ミラノではここに泊まろう!
先日紹介したヴェネツィアもそうですが、イタリアはかなり宿の予約を早めにしておかないと安宿やコスパのいい宿は売り切れてしまいます。
ミラノは2ヶ月先の宿予約が約50%埋まっている状態でした。
他の国なら30%くらいだったりするんですけどね〜…
イタリア攻略はバックパッカーには結構難しいのかもしれません。
早く予約することができれば、安い宿だと12ユーロ程で見つけることができると思います。
ですが!!!
一件おすすめの宿があるのでご紹介しておきます。
ミオホステル。
結構有名な宿で、昔は13ユーロ程で宿泊できたんですが今は15ユーロみたいですね(2017年夏現在)
まぁ、15ユーロでももちろん安いんですがここの特徴はなんといっても…
これですこれです。
物価の高いミラノで朝ごはんと夜ごはんがついててこの値段っていうのが神がかってるんですよね。
朝ごはん兼昼ごはんって考えれば、その日1日の食費分がまるまる浮きますからね。
そう考えたら、宿代なんて1000円程度ってなるはずなんですよ。
ミラノには数多くホステルがありますが、ここが一番コスパで考えると良いと思います。
Bookin.comで予約できます。
4)ミラノでははずせないドゥオーモとガッレリア!
ミラノと言ったらコレですね。
ドゥオーモです。
かっこいい…
超巨大な大聖堂なんですが、もちろん中に入ることもできます。
そして、魅力的なのは屋上にのぼれるっていうところ。
僕は残念ながら時間があまりなく登ることができなかったのですが、大聖堂の屋上に登れるなんてなかなかありませんからね。
ステンドグラスも非常に美しく、ミラノでは絶対にはずせない場所だと思います。
場所はこちら。
それと、ドゥオーモを出てすぐ近くにあるガッレリア。
完全にディズニーランドのワールドバザールにしか見えません。
超美しい商店街ですね。
商店街っていう表現をしましたが、ここにはプラダの本店やルイ・ヴィトンなどの世界を代表するスーパーブランドが名を連ねているんです。
基本バックパッカーはここにきてもやることありません。
このガッレリアを訪れた時にして欲しいのが
これです。
これ何をしてるかって言いますと、ガッレリアにあるプラダの斜め前くらいに牛の絵がかいたタイルが埋まってるんですね。
その牛の股間の上に足を置き、その足を起点にして三回回ると幸せになれるという話があるんです。
僕は前回きた時『次にミラノを訪れる時は金持ちになってて、プラダでもヴィトンでも好きなものを好きなだけ買えるようになってますように』って欲むき出しの願いをしてきました。
現時点ではキーリングくらいは買えると思うんですけど、好きなものを好きなだけ買えそうにないのでまだ叶ってません。
5)どうしても見たい!あの絵!
実はミラノにはあの超有名な絵があるんです。
それがこちら。
レオナルド・ダ・ヴィンチ作“最後の晩餐”
イエス・キリスト最後の日に使徒と共に食事をした姿を描いた絵です。
これがミラノにあるっていうのはあまり知られていないんですよね。
なんならダ・ヴィンチ=コードのおかげでフランスにあるんじゃないの?って思ってる方が多いような気がします。
なかなかの名作。
この絵はミラノにある《サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会とドメニコ会修道院》と呼ばれる世界遺産に指定されている教会に存在するんです。
しかもこれ、実はキャンバスに描かれた絵ではなく、食堂に描かれた壁画なんですよね。
それもあまり知られていない様子です。
事前に予約をしておかないと入る事ができません。
早い段階で予約しておかないと直近の場合は人気すぎて入れないという事もありますので、事前に予約しておくようにしましょう。
http://www.vivaticket.it/index.php?&Language=ENG
一応英語サイトのリンクを貼っていますが、中身がイタリア語になってる可能性があります。
場所はこちら。
6)ミラノ観光の注意点
西欧どこでも言える事なんですが、スリは非常に多いです。
見た目がスリに見えないけれど、実はスリだったっていうパターンも多いですので、油断大敵ですね。
特に人が集まる場所。
公共交通機関乗車中なんかは狙われやすくなります。
それとヨーロッパでよくあるのが、腕に勝手にミサンガを巻きつけてきて後でお金を請求するっていうやつ。
まじで勝手にくくりつけてきます。
旅に慣れていない方は、
『勝手にくくりつけてきてくれてるんだから当然無料でしょ。ありがとう』
って思うようで、半ば強引にくくりつけられても何にも言わないんですよね。
こんな感じで笑顔でにこにこと近づいてきて、ともだちともだちーみたいな事をいいながら腕に巻いてきます。
かなりしつこく付きまとわれるので、はっきりと『NO』って言いましょう。
それと駅の切符売り場は要注意ポイントです。
切符売り場で切符を買うのを困っていると助けてくれる人が出てきます。
助けてくれて親切だなぁと思っていると、お金を要求されるというやつです。
切符を買うのはそんなに難しくありませんので、自分で買ってください。
無視です無視。
7)ミラノでファッショナブルに素敵な旅を!
ミラノはとにかく洗練された街っていうイメージです。
ちょっと汚い服装をしているとめっちゃくちゃ目立ちます。
タイパンツで旅をしている人もたくさんいると思うんですが、ちょっとここでは考えものかもしれません。
服装まで気にしないといけないのか!?
って思うかもしれませんが、ここはそういう場所なんです、きっと。
それがある一定のマナーっていう部分になるんじゃないかなぁと。
もちろんそれで怒られることはありませんが、極端な話をすると誰かから見られてる視線を感じることがあるかもしれません。
あまりいい意味ではなく注目されるっていう事です。
それと、防犯面に関しては結構気にした方が良いです。
ヨーロッパ中どこでもそうですが、ミサンガ勝手に巻いてくるやつや券売機で買い方を教えてきてお金を請求するっていうのは最初一人だと断れないんですよね。
そして、お金を支払ってしまうっていう。
誰かと旅をしてると、声をかけてこられる事も減りますし、万が一声をかけられても一人じゃないので突っぱねる事ができやすいはずです。
旅人の友人があまりいないという事であれば、旅人育成企画“タビイク”を利用して旅の友達を見つけてみてください。
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ぜひ、ファッショナブルに素敵なミラノ旅をしてくださいねー!!