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世界4周中の情報系旅人が綴る、世界や旅の情報あれこれ〜たまに恋〜

空港VS僕。さぁ、ゲストの登場です。本日のゲストは警察官です。

マダガスカルでの旅に満足をしていた僕。

 

ずっと見たかったバオバブ街道は最高の色と景色を見せてくれた。

これだけでもマダガスカルにきた意味がある。

 

 

この素敵な思い出をもったまま、僕はマダガスカルを去る。

最初から最後まで良かったマダガスカルの旅。

 

 

それだったらよかったのだけれど、僕のマダガスカル旅、最後の最後にとんでもない事件が待ち受けていた。

 

なかなか進まない荷物チェック。

ただおしゃべりをしている職員。

あかない二つのゲート。

引っかかったハサミ。

再び並んだ僕。

 

そして二度目の荷物チェックへ。

 

 

家柄がエリートという事は心が綺麗という意味じゃ決してない。

僕は再び荷物チェックの列に並んだ。

僕が一緒にマダガスカルを旅していた他の3人はもうすでに中に入っている。

彼らを待たせてしまっているけれど、荷物チェックの列を抜かして先に行かせて欲しいというのは僕にはできない。

 

再度僕の荷物チェックの順番がやってきた。

担当するのは先ほどと同じ職員。

相変わらず僕の目先には10人以上の空港職員がただそこに座り、おしゃべりをしている姿があった。

荷物が流れてくるレーンに腰をかけているため、荷物を受け取る場所が圧迫されている。

他の旅行者たちも幾分か迷惑そうな顔をしている。

 

 

まぁいいや。

彼らの人生に僕は関わらないだろう。

仕事を真面目にしない態度、そしてその事によってお客様に迷惑をかけている事。

それに関して僕は幾分か腹も立っていたけれど、それは彼らの事。

 

マダガスカルの人の国民性なのかどうかは別として、空港の職員はそれが正しい姿だと思っていて、変える気はないんだろう。

 

しかし、彼らにこの時間の分も給料が支払われていると思うと、汗水垂らしながら必死に街中で働いている荷物をひいたおじいさんや、肉を焼き続けているおばあさんが少し不憫にも思えた。

 

そこに格差というものが存在するのかもしれない。

空港職員の彼らはきっと家柄も立派で、それなりにエリートなんだろう。

 

 

けれど、彼らの心は汚れている。僕にはそうとしか思えなかった。

 

 

おい、そんな事は先に言ってくれよ。

再び僕の荷物はX線に通される。

先ほどと同じ手順だ。

 

パソコンを取り出し、ポケットからは携帯と財布を。

手にはパスポートとチケット。

小銭は入っていない。

そして、首からぶらさげたお守りをはずしてカゴに入れる。

 

ゲートをくぐっても音は鳴らない。

カバンがくるのをゲートの先で待つ。

 

カバンがでてくる。

受け取ろうとする。

しかし、僕のカバンは再びX線に通された。

 

なぜだ?

はさみはもうメインバッグにいれてきたぞ。

それ以外にひっかかるものなんてないだろ?

 

 

X線を通過するのは4度目の僕のバッグ。

空港職員は僕にこういった。

 

『カバンの中を全部だして』

 

いや、意味がわからない。

なぜ僕がカバンの中身を全部ださないといけないんだ。

けれど、ここでそんな話をしても意味はない。

彼らに英語は通じないし、そもそも僕の話なんて聞くつもりはなさそうだ。

 

僕はカバンの中身を全部出した。

 

カメラ。

クレジットカードがはいった財布。

証明写真。

保険証券。

折り畳み傘。

歯磨きと歯ブラシ。

折り紙。

レンズクリーナー。

ボールペンが2本。

 

 

 

『これを捨てていけ』

 

 

空港職員はその中から一つのものを指差して僕にそういった。

それは折り畳み傘。

 

 

おい、ちょっと待ってくれ。

折りたたみ傘はさっきも入っていただろ。

なんでさっき言わないんだよ。

さっき言ってればメインバッグに入れてきたのに。

 

 

笑う職員。お前らもういい加減に仕事しろ。

『折り畳み傘はさっきも入っていただろ。なんでさっき言わないんだよ』

僕はそう伝えた。

 

けれど、そんなのは伝わらない。

彼らには“アンブレラ”という単語すら伝わってはいないかもしれない。

 

けれど、あまりにも理不尽すぎる。

そもそも折り畳み傘がひっかかったのも初めてだ。

他の空港で持ち込み禁止と言われた事もない。

なんでここはこんなに機内持ち込みに関してうるさいんだ。

 

折りたたみ傘には特に思い入れもない。

どこかは忘れたけれど、500円以下で買った安い傘だ。

ここで捨てる事にたいして僕は特に抵抗はない。

 

ただ、なんで1度目の時に折りたたみ傘も一緒に持ち込み禁止だというのと伝えなかったのかということがひっかかった。

 

職務怠慢。

そうとしか思えない。

 

ええ、そうですか。

それがマダガスカルの空港の職員の仕事っぷりですか。

こんな仕事にたいして会社はお金を支払っているわけですね。

ご立派な空港だ。

 

 

僕が折りたたみ傘を持って、なぜさっき言わなかったんだという事を話しているのを見て、指をさしながら笑っているやつらがいる。

 

仕事もせずおしゃべりだけを楽しむ職員たちだ。

何がおかしい。

彼らにとって意味のわからない言語かもしれない英語で怒っているのがおかしいのか?

それともたかが傘ごときで文句を言っているとでも思っているのか?

まったく文句が多いアジア人だ、とでも言ってるのか?

 

まぁ、なんでもいい。

お前らは仕事もせずただ遊びながら時間を潰し、定時になったら帰宅をして飯食ってクソして寝るんだろ。

 

 

 

ただ、僕はもう限界だった。

 

『お前らいい加減にしろよ。こんな仕事の仕方をしてる空港なんて世界でどこも見た事ないぞ。

お前らがちゃんと働けば、もっと効率よく荷物チェックができるだろ。

そしたら客の流れもスムーズになるし、仕事も早く終わる。

本当に仕事しているのか?遊んでるだけのくせに人を指差して笑うなよ』

 

 

僕はそう伝えた。

空港での出来事の何もかもに腹を立てていたから。

それくらいの言葉を伝えたくらいでは、腹の虫はおさまりはしない。

けれど、僕はなんでも我慢ができるほど心が穏やかな人間でもない。

 

 

 

職員VS僕。ゲストに登場してもらいましょう。今日のゲストは警察官です。

僕がそう伝えると、おしゃべり職員軍団の中から二人の男女が僕のところへ近づいてきた。

どうやら彼らは英語が理解できる様子。

 

『私たちは仕事をしているわ。けれど、今はそこまで人が必要ないから休憩をしていただけよ』

 

『どこを見て人手が必要ないと思ってる?

僕はこの列に並んで荷物をチェックしてもらうまでに10分以上待っていたよ。

客が多いなら仕方ない。

ゲートがないなら仕方ない。

職員が少ないなら仕方ない。

けれど、客はそこまで多くない。

ゲートもまだ二つある。

職員はご覧の通りたくさんいる。

これはおかしいだろ』

 

『君に僕たちの仕事の事で文句をいう権利はない。これは僕たちのやり方だ』

 

『あなたたちのやり方かどうか。

確かにそれは僕に関係ない。

ただ、僕はこの状況に対して何も思わないあなたたちがおかしいと思った。

それを伝えただけだよ』

 

『持ち込んではいけない荷物を持ってきたのはあなた。

あなたが悪いんでしょ。

私たちが悪いんじゃない』

 

『持ち込んではいけないものを持ち込もうとしたのかもしれない。

まぁ、世界の他の空港ではどこでも持ち込む事ができたけどね。

こんなのはここの空港だけだ。

はさみが丸いはさみも、折り畳み傘も持ち込んじゃいけないなんて。

しかも、折り畳み傘は1度目の時に見落としてたんだろ。

持ち込みができないものを見落とす空港なんてあるんだな』

 

 

僕は言いたいことを言った。

まぁ、彼らが何を言ってこようと僕は自分が思う事を言うだけだ。

彼らにいい客だと思われる必要なんてない。

だってそもそも彼らは僕を客だなんて思っていないから。

 

 

突如彼らの奥側にあったドアから人が出てきた。

その姿はどうやら警察官のようだ。

 

僕らがもめているのでも見て止めに来たのかもしれない。

 

 

けれど、警察官は僕らを止めに来たんじゃなかった。

 

 

 

 

警察官は僕を逮捕しに来たんだ。

 

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